ヒオウギはアヤメ科の多年草植物で、漢字で書くと、檜扇、日扇などで表現されます。
漢字にも表れているように、大きな葉が重なり合い、扇を広げたように見えることからこの名前が付きました。
古代から檜扇は悪霊退散に用いられたことから、怨霊の怒りを鎮めるために始められた祇園祭には特に“祭花”として檜扇が欠かせないものとされてきました。夏に橙色や黄色の花を咲かせるこの花は、お祭りの風物の一つです。
花は1日花でどちらかというと扇のような葉が大切‥
生け花では、反りくりかえった葉が姿を美しくさせます。暑い夏でもよく持ってくれる日檜です。
奇数で飾ると格調ありますが、花瓶に一つ飾るだけでも
夏の京都です。